最高の仲間を得た、さとなおオープンラボ7期を修了した感想
久しぶりのブログポストです。昨年10月から今年1月の約4ヶ月間、さとなおオープンラボ7期に参加し、先日無事修了しました。そちらの報告ブログです。
さとなおオープンラボとは
グランズウェル~ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)
- 作者: シャーリーン・リー,ジョシュ・バーノフ,伊東奈美子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/11/17
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 118回
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※課題書籍例
ちなみに期間中は土日の大部分の時間をラボに当てていました。きつかったです。
どういうきっかけで参加したのか
何を得たのか
①気を遣わないでいい一生モノの仲間ができたこと。
②70点取れるプランニングの基礎が身についたこと。
③さとなおさんの講座の提供方法
今後どう活かしていくのか
エンパワード~ソーシャルメディアを最大活用する組織体制 (Harvard Business School Press)
- 作者: ジョシュ・バーノフ,テッド・シャドラー,黒輪篤嗣
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/05/19
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 13回
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今の会社のDatoramaは新しいコンセプトのツールであり、社内での思想の啓蒙・複数部署の巻き込み・予算取得が肝になります。その辺りについて、エンパワードで学んだ内容は相当活かすことができると思いました。(打ち上げのときの質問で、一番好きな書籍にあげたのは自分だけだったけど・・・。)
【入社エントリ】Datorama Japanにセールスマネージャーとして入社しました
※追記:この記事は2016年10月に書いた記事です。また手が空きましたら情報アップデートします。
皆様、こんにちは。さて、以前退職エントリでご案内したとおり、10月から転職して新しい会社で働いております。Datorama Japanという会社に入社し、セールスマネージャーとしての職務をスタートしました。
Datorama Japan?なんて読むんだ・・・?
デートラマ・ジャパンと読みます。(シナジーやギンザみたいに略せないですね)Datoramaは、DataとPanorama を融合させた造語です。僕もつい最近までわからなかったのですが、下記日本語ブログでも紹介されているのを発見しました。
本社はニューヨーク、開発拠点はイスラエルの外資系企業です。同社の日本法人の一員となりました。データをパノラマで、という名の通り、マーケティング活動におけるデータを収集・分析し、わかりやすく状況把握ができるサービスを提供しています。
タグラインですが、All Your Data, Working Together です。早くみなさんのデータをトゥギャザーしたいです。
何してる会社?
もう少し詳しく説明すると、マーケティングデータの分析ができる、セルフサービス型のBIツールを提供しています。BIは、ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)の略です。企業活動に関する各種データをまとめ、意思決定に役立てる手法や技術のことを指しています。
※一部出典:ビジネスインテリジェンス - Wikipedia
この手のサービスはあまたありますが、
・マーケティングデータの分析に特化し、
・セルフサービス型で(エンジニアのリソースを極力必要とせずビジネスユーザ中心に使える、の意味)
・クラウド型で、ETL/DWH/データモデリングを内包したサービス
である点がユニークだと思っています。
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※ETL:データの加工レイヤー。Extract, Transform, Load、「抽出」「変換」「挿入」の3作業を担う機能
※DWH:データの管理レイヤー。時系列に蓄積した業務データ(data)を倉庫(warehouse)のように管理する機能
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こんなかんじのダッシュボードが作成できます。どんなキャンペーンを打って、どんな結果が出ているか一目瞭然です。
企業において取り扱うデータ量が爆発的に増えている中で、データを用いて意思決定を行う部署の数や、データ抽出やレポーティングに関わるメンバーの方の数も、どんどん増えています。メンバー全員がエクセルやアクセスを駆使する時間を確保したり、SQLを書いてデータ抽出できればいいのですが、なかなかそういうわけにもいかないのが現状だと思います。
加えて、マーケティングデータは会計データのようなスタティックなデータと違い、ダイナミック(どんどん動く)な性質を持っています。APIのキャッチアップも大変です。従来のBIツールは、サーバを立ててオンプレミスで動かす形が多く、このあたりのマーケティングデータへの対応がなかなか難しいようでした。
このような背景もあり、Datoramaのようなクラウド環境で動いて、ビジネスユーザが使えるBIツールのニーズが高まってきていると感じています。実際にグローバルでは創業4年で、2000以上の広告主様、200以上の広告代理店様にご利用頂いています。
※DWHの機能は持ちつつも、実際にはトレジャーデータさんのようなDMPサービスと併用してご利用いただくケースもあります。同社のブログでDatoramaも取り上げていただきました。
※2018年7月追記:自分が入社したときはあえてマーケティングのBIと呼んでいましたが、現在はMI(マーケティングインテリジェンス、Marketing Intelligence)と呼んでいます。従来型のBIでは、なかなかマーケティング部の要望を満たすことができないケースが多く、グローバル企業を中心にマーケティング部門は独自で組織を作り、適したツールを採用するケースが増えています。例えば日本で馴染みのある企業ですと、日産自動車さんやソフトバンクさんは、MI部、MI課を設けていらっしゃいます。下記参考までに会社のブログ記事ですが、USの大手乳製品企業におけるMIとBI活用の使い分け事例です。
小松の仕事は?
上記サービスの営業活動を担います。日本法人が立ち上がって1年半強ですが、営業活動をメインに行っているのは日本法人代表である布施さんしかいませんでした。そのような状況で、まだまだ経験的にジュニア(junior)な自分が採用されたことは、重く受け止めています。クラウド製品の拡販においては、自分で製品認知度を高めて自分で見込み顧客を集めて、自分で売れる営業マンが強いと思っているので、Datoramaでもそんな形を作れるように頑張ります。
また、セールスの機能だけではなく、マーケティングとの橋渡しの機能も担う予定です。これからチームが拡大していく予定なので、営業観点でのリード獲得の企画(オフライン・オンラインコンテンツ)や案件増加のためのインサイドセールスチームの立ち上げなんかも行います。マーケティング担当としては、マーケ・PR領域でご経験豊かなスペシャリストの方もいらっしゃるので、一緒にコラボレーションしながら組織構築と成果拡大を狙っていくつもりです。
ちなみに、7月に行ったイベントについて、Yahoo!JAPANさんのブログでも取り上げてもらいました。”Datoramaは「Yahoo!プレミアムDSP」のダッシュボードであり、顧客のデータドリブンインサイトの分析基盤として重要な位置を占めています。”とおっしゃっていただけるのはとてもうれしいですね。
クラウド型マーケティングダッシュボード「Datorama」の国内初イベントに、Yahoo!... - 活用レポート
加えて、前職と比べると提案範囲が広く、受注金額も高いです。1件あたりの受注単価がおよそ5倍〜10倍以上になると思います。そのため、各種関係者の調整や受注後のプロジェクトマネジメントの難易度も高まります。どこまで風呂敷を広げて、どこで畳むのかの判断がとても重要です。そのあたりも初めての経験に近いですが、エンタープライズセールスとして力をつけていきたいなと思っています。(先輩方、何卒ご指導のほど宜しくお願い致します。)
まとめると、シナジーで経験したデータ活用支援とプロジェクト推進、ギンザで経験したマーケティング施策支援の両輪を、高いレベルで回せれるようになりたいですね。
オフィスの雰囲気はどう?
めっちゃきれいです。すごく快適です。大手町にある下記サービスオフィスに入居しています。
三菱地所さんがデベロッパーとして開発されているのですが、奇しくも大学のサークル時代の先輩が入居企業のサポートとしてDatoramaも担当いただいているということで、とても驚きました!
コミュニティエリアが充実していて、こんなところで作業することもできます。
出典:FLOOR DETAILS | グローバルビジネスハブ東京
もちろん、自社メンバーしか入れないクローズドなスペースもあります。
出典:FLOOR DETAILS | グローバルビジネスハブ東京
余談ですが、コミュニティ(企業文化)の醸成には物理的な場が必要です。僕もリモートワークを2年半経験しましたが、ただオフィスを廃止すればいいってもんじゃないと思うんです。datoramaも基本的にリモートワークOKですが、良質なオフィス環境がありつつも労働環境が選択できる、というところがリモートワーク推進の大事なポイントだと感じています。(このあたりもいつかブログにまとめたいですね)
今後の目標は?
Datoramaでのマーケティングデータの管理、分析、可視化を通じて、お客様のマーケティング活動の効率化、成果拡大、業績向上を担っていきたいです。
また個人的には、このあたりのマーケティングデータ活用に関する、ビジネスレイヤーが中心のコミュニティも作っていきたいなと。(なんとなく、なさそうな気がするので・・・。もしご存知でしたらメッセとかで教えてください。)
また、わかりやすいものとしては、
2020年までにアドテックに登壇します!(爆)
もちろん登壇することがゴールではなく、それくらい自分の能力を高めていくということです。知識も経験も人脈も、全てが不足していますので、この3年間でそのあたりの能力を高めていきます。そしてゆくゆくは・・・おっとこれは入社エントリなのでこのあたりにしておこう。
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2018/5/18 追記
現在は大手町ビルディングのfinolabに入居しています
採用めっちゃ募集中です。 2018年中に30人にしたいです。
都内のご指定の場所にランチやディナーなど伺いますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください。
おわり